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阿左美哲男は、埼玉県秩父地方にある 明治24年創業の老舗製氷店「阿左美冷蔵」の4代目で、1950年に埼玉県で生まれ。秩父の山中、荒川の沢の水を氷池に引き込み、 昔ながらの方法で天然氷を作るかたわら、氷にまつわる様々な創作活動を展開。中でも天然氷で版を作り、墨やインクを流す技法の「氷の版画」は、TVや雑誌でも度々紹介され、その静謐な世界と技法のユニークさで話題を呼んでいる。 2001年には、氷池を舞台にろうそくを灯すインスタレーション「氷のあかり」を行うなど、 遊び心を持った創作に取り組んでいる。
「氷作りは、自然というわがままなパートナーを相手にいっしょに育てていくもの。 氷と暮らす自分ならではの氷にまつわる表現をしていきたい。」
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